特に最近面白いと思うアニメの多くが「シュール」なものばかりだと言うのが最たる理由です(「カオス」とも言う)。というわけでその中の1つをご紹介しておきます。今回は『大魔法峠』です。
![]() | 大魔法峠 1 磯野智 (2006/04/05) ジェネオン エンタテインメント この商品の詳細を見る |
wikipediaより
魔法の国の王女である田中ぷにえが地上の学校に転入生としてやって来た事で巻き起こる騒動を描いたギャグ漫画。
いわゆる魔法少女アニメのスタイルを装っており、キャラクターも愛らしい少女アニメ風のキャラが揃ってはいるが、棘のある台詞の応酬や血と汗が飛び散る格闘シーンが毎回繰り広げられる毒のあるブラックな内容となっている。
正直、これはヤバイです。もう常にいやな予感がついて回り、その期待を常に裏切らない。これほど面白いアニメは久しぶりでした。
最初の数十秒(短い)こそ魔法少女の仮面をかぶっていますが、安心してください。すぐにそんな仮面ははがれます(笑)
邪道魔法少女シリーズの3作目で(1作目は『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』、2作目は『撲殺天使ドクロちゃん』。前者は未視聴)、「魔法少女」というジャンルを利用したギャグアニメです。ただ、比較的ブラックな方向になる傾向が強いようで・・・。そういうのが大丈夫な方には是非オススメしたいです。
これから、『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』と『魔女っ娘つくねちゃん』に手を出そうかと思っています。・・・やっぱりこの方向性は間違っているのではないでしょうかOTL
ところが昨日(一昨日かな)に、ニコニコ動画で「ひとひら最終回12話」というのを発見。これは見るしかないと思って、1話を検索しました。というのも、今期の(時間的な理由とかでリアルタイムで見る気のない)アニメの中で実は一番興味があったのがこの『ひとひら』だったんです。ま、地味そうだったんですが(^^ゞ
実際に見てみると予想以上に地味。・・・地味です。でもコメントに「3話までは見ましょう」と言うのがあったので根気よく見ました。
そして4話に突入。・・・これが今までとは段違いに面白い。テンポそのものはあまり変わらないものの、ギャグを入れるタイミング・その質が格段に上がっている。さらに4話以降は展開のキレが上がっていきました。
![]() | ひとひら 第1巻 須藤昌朋、山中純子 他 (2007/06/22) メディアファクトリー この商品の詳細を見る |
熊鷹芸術学院新入生“麻井麦”は緊張すると声が出なくなるほどの極度のあがり症。そんな彼女がどうしたわけか演劇研究会にスカウトされてしまった!?クールで自信家の“一ノ瀬野乃”、行動力旺盛な“西田理咲”など個性的な先輩に励まされ、この世で一番向いてないはずの「舞台に立つ」という人生最大の試練に向けて恐怖の日々が始まった!!
さて、見終わってからの感想を。この作品の特徴的な点は3つ。1つ目はこのアニメが売りにしているHiFxと呼ばれるフィルター(よく知りませんけど)。これを全カットに使うことで、全体的に明るく、淡い色使いとなっています(だそうです)。おかげで『ひとひら』らしい雰囲気が出せているのだと思います(たぶん)。2つ目はタグにほぼ毎話「ひとひら最終回」がつくように、伏線を徹底的に回収していくこと。このおかげで逆に次の話が読めなくなり視聴者を惹き付けることができたと思います。3つ目はBGM。率直に・・・非常にいいです。
まぁ、どの作品についても言えることですが、いくつか不満もあります。まず、キャラクターの作画クオリティが低いこと。原作に沿ったのかどうか分かりませんが、できればもっとキレイに描いて欲しかった(DVD修正に期待しています)。次に最終話の後半の展開。あれは訳が分からない。そのシーンの演出が神的だったので(あれは本当にスゴイ!)、上手くカバーできてはいましたが・・・(誤魔化されたとも言う)。
それ以外はとてもよかったと思います。まさに良作中の良作。自分の中では『魔法遣いに大切なこと』以来のヒットでした。今期のアニメの中でも掘り出し物だったと思います。是非見てみてください。・・・原作読もうかな。
ここで、全7話がまとめてアップしてあります(もちろんニコニコ動画)。アップ主に感謝して見ましょう。
それでは前回予告したとおり、まず素晴らしい点から。何よりもEDでしょう。これほどユニークな(それでいて今まで無かったのが不思議な)発想はありません。メインキャラクターの4人で来たカラオケで歌を歌い、それがそのままED曲になる。毎回違う曲が聞け、しかも各キャラクターの声も堪能できる。作画にもそれほど手間はかからない。ツライのは声優の方たち。・・・お疲れ様です(^_^;)
wikipediaのらき☆すたの記事によると「>第1話EDにて「2時間部屋を借りた」という発言が出てくるが、1曲を5分で計算すると丁度24曲分歌える計算となる。」とあるように、しっかり考えてつく作られてるんですね。さすが京アニ。しかも後々ドラマCDとして発売することまで視野に入っている。
もう一つ素晴らしい点を挙げるならば(言うまでも無いのかもしれませんが)クオリティでしょう。OPのポンポンを一斉に投げるシーンなど、他のシーンと比べて明らかにおかしいほどクオリティの高い作画があります。他の作画がデフォルメチックな絵である分、そのすごさが際立っています。
続いて不安な点。いくら京アニが製作だといってもいくつか不安はあります。まず心配なのがラッキー☆チャンネル。正直キャラクター紹介だけでは26話も持たないだろうし、パーソナリティは2人なので話題のバリエーションも多くない。今のところは上手くしのいでいますが、これから先はセンスが問われると思います。次に心配なのがEDのクオリティを下げずに続けることができるのかということ。これは声優陣(特にこなた&かがみ)に頑張ってもらうしかありません。いずれデュエットや合唱(?)みたいなパターンも出てくると思います。そして、最大の問題が原作は4巻しか出ていないのに、26話も持つのかということ。・・・結構心配です。
現在7話(8話の地域もあるかな)まで来ていますが、こういったコメディ系のアニメは終盤までどれだけ速度を落とさずいけるかが肝心。幸い(もちろん京アニが考えてのことだと思いますが)、まだまだサブキャラクターには出ていない人がたくさんいます。とにかく、京アニには頑張ってほしい!
ここでは感想を書くのではなく、概要を書いて(もしかしたら、というか気が向いたら)別の記事で各話についてのレビューも書こうと思います。
![]() | らき☆すた 2 通常版 美水かがみ、 他 (2007/07/27) 角川エンタテインメント この商品の詳細を見る |
おたくな女の子「泉こなた」のボケに突っ込む普通の女の子「柊かがみ」を中心とした、ゆるゆるーな、何でもない女子高生の日常を面白おかしく描く4コマ漫画を元にした斬新な作品。「あ、それよくあるよねーー」と言った共感できる出来事を素直に描いた生活芝居。
このアニメの原作は4コマ漫画で現在4巻まで刊行されています。4コマ漫画のコメディでしかもアニメ化された作品といえば、『あずまんが大王』や『苺ましまろ』、『ひだまりスケッチ』が有名でしょうか。
上気した作品はそれなりに人気ですが、対してこの作品は人によって評価が変わる作品だと思います。大多数(いろいろなブログを見たときの感触と「もってけ!セーラーふく」の売れ行き(発売日のオリコンのデイリーランキングで3位)の印象で)には好感触のようですが、アンチも結構いるようです。理由はいくつか考えられます。こなたのオタク系知識についていけない人にとっては分からないところが多いということ(実際私も一部ついていけません)。また、上に上げた作品とは違い明確なボケ担当といえるキャラがいないので、人によっては短調なリズムで進む面白くない作品に写ると思います。さらに、第1話が比較的ゆったりとしたペースだったのも大きいかもしれません。
というわけで、内容についてはあまり言っても仕方ないかなという気がします(本当に人それぞれでしょう)。普通の学生らしい話にクスッと笑えたり、他作品のパロディを見つけて楽しんだり、こなたとかがみの掛け合いを楽しんだりといろいろ楽しめる要素はあります。ちなみに私はとても楽しんでいます。是非1度ご覧になってはいかがでしょうか。
なんだか書いていたらありえない量になったので、記事を分割します。次は、『らき☆すた』の素晴らしい点と不安な点について。乞うご期待!(?)
さて、今回は去年の秋のクールに放映された『護くんに女神の祝福を!』です。
![]() | 護くんに女神の祝福を! ビアトリス・1(通常版) 岩田洋季、 他 (2007/02/23) 角川エンタテインメント この商品の詳細を見る |
人の意思に応え、あらゆることを可能にする未知なる力「ビアトリス」。幼い頃、ビアトリスの奇跡で命を救われた吉村護は、このビアトリスのことを教える日本で唯一の学校、東京ビアトリス総合大学附属高等学校(通称:東ビ大附属)に転校が決まり、胸をはずませていた。そして初登校の日、ビアトリス制御の天才で容姿端麗なお嬢様、鷹栖絢子と出会い突然告白される。しかし、彼女は通称「魔女ベアトリーチェ」「ビアトリスの死天使」との異名を持ち、周りから恐れられる存在だった。ところが護は絢子の純情な一面を知り、悩み考え抜いた末に真摯な答えを出すが。
原作の第1巻のみ読んだのですが、自分の好きなタイプではなかったのでやめました。その上で、アニメを見ました。はっきりと言って予想以上によかったです。原作が自分の趣味に合わなかったのである程度覚悟をしてみたんですが、中々どうして面白い。
とりあえず文句を淡々と。最初のストーリーを見ていて、原作を読んでなくては何のことやら分からないのではないのかとは思いました。もう少し「ビアトリス」についての説明をしたほうがいいと思います(単純に魔法みたいな扱いだったので)。第2話アストラル・ファイア奪還作戦のオチは原作のほうがよかったと思います(この部分は原作にあったので)。また、全体的に学園でのストーリーの比重が軽すぎだった気がします。
中でも気に入った点は、スクリーン画面(生徒会室など)の使い方が非常に面白い(ルパンのパロディがいいですね)。ベタなものやクドいものもありましたが、全体的に笑いのツボを押さえた展開なのは評価できると思います。また、次回予告も面白いつくりだと思います。後半いくつか苦しくなっているところもありましたけど(笑)
声優陣は合っていると思いますし、クオリティもそれなり。最終話こそ本当にベタベタでしたが、コメディ一直線に走ったのでなかなか面白かったです。













